旅ドル「歩りえこ」コロナ禍で収入激減…“裸一貫”で6年振りグラビア

　バックパックを背負い5大陸94カ国を渡り歩いたアイドル、“旅ドル” として活躍し、著書『ブラを捨て旅に出よう〜貧乏乙女の世界一周旅行記〜』がベストセラーとなった、歩りえこ（39）。その後、執筆業にとどまらず、タレントやグラビアアイドルとして本誌にも登場するなど、活躍の場を広げていた。

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　しかし、コロナ禍で収入が激減。今回、“裸一貫” でグラビアに復帰し、DVD『再会ロマンス』を発売した。

「コロナの影響が出始めて、イベントやテレビ出演、ラジオのレギュラーなど一気に全部なくなり、月収が2万円ということもありました。ちょっとしたレギュラー連載は数本ありますが、コロナの影響は今後も2年以上は続くのではと想定し、『これはなんとかしないと生きていけない』と感じました」

　YouTubeチャンネルを毎日更新するも、生活費の足しにするには難しく、6年振りにグラビア活動を再開することを決意したという。

「20歳ぐらいの女の子たちと一緒に、撮影会も月に数回開いてきました。正直、自分の半分ぐらいの年の子たちと一緒に水着姿になるのは恥ずかしかったので、更衣室ではいつもひとりポツンとお弁当を食べていました。

　いざ撮影会に参加してみると、意外と『お姉さん好き』『熟女好き』の男性も多く、年齢は気にしてないようで安心しましたが……（笑）」

　そして2020年6月、写真家の山岸伸氏と10年ぶりに再会。話は大いに盛り上がり、2日後にDVDロケが決定したという。その日から3週間、食事を糖質制限食にして、毎日ジムにも通い、6kgのダイエットに成功した。

「6年振りの撮影でしたが、20代のころに比べて代謝が落ちて、太りやすくなりました。そのため、以前よりも肉づきがよくなりバストがFカップからGカップになり、ヒップもさらに大きくなってました。ファンの方からも、『歩さんはムチムチなのが魅力だから、痩せないでください』と言われて（笑）。

　DVDの中に、上半身はスカーフだけで大型バイクに跨っているシーンがあるのですが、そこがいちばんのアピールポイントです」

　今後は、「小説家デビューしたい」と、夢を語る。

「表現活動は好きなので、グラビアやお芝居も再度頑張っていきたいと思っています。ただ、今はコロナで仕事そのものが減っているので、執筆作業の合間に図書館に通って、本をひたすら読んでいます。大失敗したり苦難に遭ったりして、そこから這い上がる人間を描くようなノンフィクションが多いです。

　泥臭い人間味のある人が好きなので、いつか “旅本” だけでなく、ドロドロとした小説にもチャレンジしたいんです。世の中、綺麗事だけでは生きていけませんから」