"}}; window.sp_overlay_ads = {"data":{"287693":"100"},"script":{"287693":"
<\/div>"}}; window.sp_recommend_ads = {"data":{"247370":"70","252331":"30"},"script":{"247370":"
<\/div>","252331":"
<\/div>

スポーツスポーツ

照ノ富士が語った「俺が『完全断酒』に成功するまで」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.15 06:00 最終更新日:2020.01.15 06:00

照ノ富士が語った「俺が『完全断酒』に成功するまで」

 

 21歳で新十両、22歳で新入幕、23歳で初優勝、大関昇進を果たしたかつての「怪物」は、“角界史上最大の復活劇” のため、大好きな酒を断つ決意をした。

 

「やめようと思ったことは、何度もありましたよ。大関がここまで落ちたわけだから、『やめなくちゃいけない』という気持ちも……。実際、親方に5~6回は『引退させてください』と言いに行きました」

 

 

 身長190cm、体重193kgの巨体を生かし、豪快な相撲で場所を沸かした照ノ富士(28)が、この一月場所で、10場所ぶりに「十両」の取組に戻ってきた。

 

 本人いわく、「膝の状態はまだ3、4割程度」。朝稽古でも相撲は取らず、四股や、チューブを使ったトレーニングに勤しんでいる。地味に見えるゴムチューブを使ったトレーニングを、体が汗でびっしょりになるほどおこない、動きを確認するようにじっくりと摺り足をみせた。

 

「上半身は大丈夫です。まあ、死ぬほど鍛えましたから」と照ノ富士は語気を強めて話す。実際、体の張りは大関時代と遜色ない。

 

 かつて、伸び盛りの “怪物” には、「次の横綱は照ノ富士で決まり」と期待が寄せられていた。2015年、三役を2場所で “突破” して大関に昇進。これは、年6場所制での最短記録だ。そのなかで最初に襲われたのが、両膝の怪我だった。

 

「膝を怪我しながらも、稀勢の里関(当時)と優勝争いをしたし、2場所連続準優勝もできた。でも、その後、体は限界まできていました。こんな酷い状態が続いたら、『何年か後には死ぬんだろうな』と思ったくらい、苦しみました」

 

 じつは、怪我とともに照ノ富士を悩ませたのが、重い糖尿病だ。さらに、腎臓結石も見つかった。大関の座から、在位14場所で陥落。そして2018年五月場所で、十両を陥落。これが照ノ富士、最大の試練だった。 

 

「病気を治しながら、3回めの膝の手術をしたんです。いちばんつらかった。洋式のトイレすら座れない。つねに隣に人がいないとダメで、車椅子生活のようでした」

 

 その後は休場が続き、大関経験者として史上初めて、番付が「序二段」まで落ちた。 

 

「自分のなかでは、『怪我だけだったら(もっと早く)乗り越えることはできた』と思いますよ。でも病気が重なってくると、体に力が入らないし、怪我の治りも遅くなる」

 

 伊勢ヶ濱親方(59・元旭富士)に直訴した “引退願” は、すべて「跳ね返されましたね(笑)」という。再起へ背中を押してくれたのは、周囲の手助けだった。

 

「親方は、いちばんキツかった大関陥落のころも、『まだ関取なんだから、やりながら病気を治せ』と。それに番付が落ちても、親方、おかみさんをはじめ、応援してくれる人がいる。

 

 番付が落ちれば、付け人をやらなくてはいけないのがこの世界ですけど、免除していただいた。それなのに、大関時代に付け人だった子が、『これはやっておきますよ』と申し出てくれたりもした。

 

 嬉しかったなあ。それを実感できたとき、『この人たちのために、もう1度頑張ろう』と思えるようになりました。みんなが喜んでくれたらいいなと」

もっと見る
12

今、あなたにおすすめの記事

スポーツ一覧をもっと見る

')); } else { el.prepend('
') // return false; } if (el.find('.btnLink').length) { btnLinkHeight = 50; } if (isScroll) { var cloneItem = el.parents('.inner').find('.postAdsBlock').clone(); el.parents('.inner').find('.postAdsBlock').remove(); el.find('#placeOffset'+time).append(cloneItem); } if ( $('#placeOffset'+time).length > 0) { var minmax = $('#placeOffset'+time).offset().top - el.offset().top + slotSpacing + btnLinkHeight; el.css('min-height', minmax); el.css('max-height', minmax); } } $(document).ready(function() { $('#contents').on('click', '.jsReadMore', function() { readMoreClick($(this)); }); calculateHeight($('.newsBlock .text'), false); });