"}}; window.sp_overlay_ads = {"data":{"287693":"100"},"script":{"287693":"
<\/div>"}}; window.sp_recommend_ads = {"data":{"247370":"70","252331":"30"},"script":{"247370":"
<\/div>","252331":"
<\/div>

社会・政治社会・政治

「出産すれば奨学金減免」自民調査会の提言に「子供を奨学金のカタに」猛批判、ハンガリーでは出生率回復の前例も

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.03 17:49 最終更新日:2023.03.03 17:53

「出産すれば奨学金減免」自民調査会の提言に「子供を奨学金のカタに」猛批判、ハンガリーでは出生率回復の前例も

自民党本部

 

 3月2日、自民党の調査会は、学生時代に奨学金の貸与を受けた人が子どもをもうけた場合、返済額を減免することなどを柱とする提言内容を固めた。時事通信が報じた。

 

 報道によると、20~30代前半の子育て時期と、奨学金の返済時期が重なるため、返済額を減らして子供の教育にお金をかけられるようにする狙いがあるという。自民党の「教育・人材力強化調査会」が、子育て世代の教育費負担の軽減に向けて近く内容をまとめ、党内で少子化対策を議論している「こども・若者」輝く未来実現会議に提言。政府が3月末をめどにまとめる「異次元の少子化対策」の「たたき台」への反映を目指すという。

 

 

 だが、出産を条件に奨学金の返済を減免する内容が報じられると批判が殺到した。タレントのフィフィは3月2日、自身のTwitterにこう書き込んだ。

 

《ダメだね…ズレてる。子供ができない人もいるし、とにかく出産に関わらず、奨学金という名のローン地獄から日本の学生を解放してあげたら?外国人には返済義務のない奨学金を出してたりするよね?》

 

 立憲民主党蓮舫参院議員も3月3日、自身のTwitterにこう書き込んだ。

 

《迷走。奨学金返済の負担はすべての若者にのしかかっています。子どもを産んだら免除? ふざけたことを言うなと言いたい。私たちは学びたい次世代の負担軽減を提案し続けています》

 

 SNSではほかにも、批判の声が多く上がった。

 

《なぜ素直に教育費軽減できないのか。奨学金人質にして子ども産めは流石に酷い。返済の為にとりあえず出産ってなりませんか?不妊症の人は?》

 

《6秒黙って深呼吸しても怒りが収まらない。借金しなきゃ受けられない高等教育の金まわり制度そのものをなんとかするべきではないですか》

 

《あのさぁ……「奨学金」が「学生ローン」の言い換えに過ぎないこと自体大問題なのに、その減免に生殖を絡めるの本当にグロテスクの極みだよ》

 

 3月3日の参院予算委員会では、立民の石垣のりこ参院議員がこの問題を取り上げ、こう岸田文雄首相に質問した。

 

「子どもを奨学金の“カタ”にするような政策。提案の柱にすること自体、はなはだ疑問でしかありません。悪い異次元の子育て政策ではないんですか」

 

 対して岸田首相はこう答弁した。

 

「さまざまな意見があるなかのひとつを取り上げて、それが実現する可能性が高いと指摘されたが、わたしはそうは思っておりません。党として意見をまとめたことはないと報告を受けております。議論が続いているということですので、議論を注視するというのがわたしの立場であります」

 

 ただ、出産を条件に奨学金の返済を減免する制度にはSNSでこんな声も。

 

《ハンガリーの出産条件の奨学金減免がメディアでもネットでも持ち上げられていたのに、日本がやったら批判するというのは、単純に政府のやることが気に入らないだけなんだろうな》

 

 ハンガリーには、大卒以上の高学歴女性の出産を促す政策として、奨学金の減免制度がある。大学の学費にあてる学生ローンを借りていた女性が第1子を妊娠した場合、3年間、返済を停止できるほか、第2子出産後はローン残額の5割が免除され、、第3子出産後は残額全額が免除されるという。

 

 2月16日に開かれた自民党「こども・若者」輝く未来実現会議には、駐日ハンガリー大使が招かれ、ハンガリーの家族政策を紹介。ハンガリーでは、2011年に1.23だった出生率が1.6まで回復しているため、出席議員からは感嘆する声が上がっていたという。

 

 迷走を続ける岸田政権の「異次元の少子化対策」。政府が3月末をめどにまとめる「たたき台」はどんな内容になるのだろうか。

( SmartFLASH )

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る

')); } else { el.prepend('
') // return false; } if (el.find('.btnLink').length) { btnLinkHeight = 50; } if (isScroll) { var cloneItem = el.parents('.inner').find('.postAdsBlock').clone(); el.parents('.inner').find('.postAdsBlock').remove(); el.find('#placeOffset'+time).append(cloneItem); } if ( $('#placeOffset'+time).length > 0) { var minmax = $('#placeOffset'+time).offset().top - el.offset().top + slotSpacing + btnLinkHeight; el.css('min-height', minmax); el.css('max-height', minmax); } } $(document).ready(function() { $('#contents').on('click', '.jsReadMore', function() { readMoreClick($(this)); }); calculateHeight($('.newsBlock .text'), false); });