おぼん・こぼんが居酒屋に！目撃した “奇跡の和解酒” 現場…本誌直撃に「解散ない」と断言、貴重な仲直りツーショットも披露

番組放送の翌日、浅草・東洋館のステージで「おぼん・こぼん」はトリを務めたが、客席はほぼ満員だったという。

「日本一仲の悪い漫才師おぼんこぼんのおぼんです」

　ツイッターのプロフィルにこう綴っていたのは、漫才師コンビ「おぼん・こぼん」のおぼん（72）だ。高校の同級生のこぼん（72）に誘われ、1965年に2人はコンビを結成。

「その不仲ぶりは『水曜日のダウンタウン』（TBS系）の名物企画でしたが、漫才協会の後輩であるナイツが仲立ちしての和解劇が同番組で10月6日に放送されると、『おぼんこぼん』がツイッタートレンド1位を飾るなど、感動的なラストが話題になりました」（芸能関係者）

【関連記事：ドツキ漫才の「カミナリ」教育上の悪影響を問われ信念の回答】

　放送翌日、2人の姿は意外なところにあった――。

「浅草での公演後、10人ほどの仲間と居酒屋に入って来たんです。ただ、2人はテーブルの対角線上に座り、直接会話を交わすことはありませんでした」（居合わせた客）

　はた目には、まだぎくしゃくしているように見えるが……。

「僕が外に出ると、おぼんさんが電話で『仲ようしてます、いうて肩組んだら、今日の舞台で “ドッカーン” ウケたわ！』と上機嫌に話していました。やはり和解は、おぼんさんにとってかなり嬉しかったのでしょう」（同前）

　ではこの2人、本当に「仲直り」したのか――。浅草のお笑い関係者はこう解説する。

「おぼん・こぼんさんが同じ店で一緒に酒を飲んでいた？　それだけで奇跡ですよ。離れた席に座っているのは、長いコンビなら普通のことです」

　8日の公演後に会場から出てきたおぼんを直撃した。

――正式に仲直りされた？

「うん、正式。完璧に」

――でも昨日の打ち上げでは、離れた席に座っていました。

「いやいや、こぼんは後輩と一緒に飲んで、僕は別のお客さんと一緒に座っただけです」

――じゃあ今後、解散はないですね？

「ない！　楽しいねー、やっぱ漫才は。漫才、大好き！　ありがとう！」

　数分して、遅れて会場から出てきたこぼんにも声をかけると、カメラに向かってツーショットでピースを披露し、おぼんは「10年前やったら、絶対こんなんせえへんでー？」と言って記者を笑わせた。

　7日、おぼんのツイッターのプロフィルは「日本一仲の良い漫才師」と更新された。お2人とも、生涯現役でお願いします！

（週刊FLASH 2021年10月26日号）