高相祐一容疑者「逮捕直前に会った男」が明かす”金欠肉声”

　6月4日、酒井法子（41）の元夫・高相祐一容疑者（44）が麻薬取引法違反の疑いで警視庁に逮捕された。高相容疑者が注文し自宅に届けられた液体から、AMTと呼ばれる麻薬成分が検出されたのだ。逮捕は、これで2度目となる。

「自宅に不審な荷物が届いたのは4月9日。受け取った父親が渋谷署に届けたことから発覚した。高相容疑者が注文した裏付けも取れたため、逮捕に踏み切った」と社会部記者。高相容疑者にはクスリの噂がつきまとったため、警視庁はずっと高相容疑者をマークしていたのだ。

　今回、千葉県御宿町の海沿いにあるリゾートマンションの1室で逮捕されたが、部屋の持ち主は高相容疑者と20年来の友人で埼玉県に住むAさんだった。藤沢のサーファー仲間として知り合い、今年に入っても何度か電話で話したり、会ったりしていたというAさんに話を聞くことができた。

　Aさんが高相容疑者と最後に会ったのは、逮捕されるその日の朝だったという。

「場所は御宿です。そのときの彼の言動にはおかしな部分はなかったのですが。以前には、今にして思えばまだ薬物が抜けてないのかな、という言動もありました。友人として残念です」

　執行猶予中の高相容疑者は、Aさんに金銭的な苦境を訴えていたという。

「最初の判決後『仕事に就けず、家すら借りられない』と相談を受けました。彼いわく、薬物からの社会復帰を支援する団体からお小遣い程度のお金をもらっており、生活費はそこから捻出していたそうです。『もう一度再起したい』という思いも聞いていたので、少しでも支援できればと、昨年末に御宿の部屋を彼に貸しました」

　こうAさんに金欠を主張する一方で、高相容疑者は宅配便でAMTを含む薬物を購入していたのだから、あきれるばかりだ。

（週刊FLASH 2012年6月26日号）