食えない現役アイドルの裏バイト「さき」の場合

　さすがに顔は出せないけれど……ボンビー芸能人のリアルな生活は、悲しさとたくましさに溢れていた！

　地下アイドルとしてデビューした後、グラドルに転向したさきさん（仮名）。地下アイドル時代は、月に20本ものライブをこなすも、月の収入は約5万円。

　グラドルとなった現在は、DVDや雑誌などのほかに撮影会に参加して、月に7万～8万円ほどを稼ぐも、これだけで生活していくのは厳しい。しかし、さきさんは「お金に困ったことがない」と豪語する。

「10代でデビューして以来、同棲相手を切らせたことがないからです。家賃や光熱費を払った経験ゼロで、すべて彼氏に払ってもらっています。別れるときも次の男を必ず見つけてから別れを切り出します」

　ファンにとっては寂しくなる告白だが、さきさんには、彼氏のほかにパパもいるという。

「お金が足りなくなったときに会う都合のいいパパを友達のアイドルと共有しています」

“パパの共有” とはいったいどういうことだろうか？

「グループでパパを回し合うんです。月々の契約をしても男の人はすぐに飽きる。でもほかのコと共有すれば、必要なときにほかの男を紹介してもらえるので」

　にわかに信じられない話だが、パパによっては、新しい女のコを紹介した際に、お礼に紹介料をくれるようだ。さきさんのもとには多くの依頼がある。

「今のアイドルはお金がない。だから、信用できるパパがほしいコは大勢いる。お眼鏡に適うコを紹介できたときは、パパ希望の男性から5万円から20万円くらい、お礼をもらうようにしています」

　アイドルがアイドルを愛人として斡旋するとは、恐るべしだ。

【1カ月の家計簿】
●収入
グラビア　7～8万円
愛人紹介　5～40万円
パパ活　3～10万円

●支出
家賃　0円
光熱費　0円
スマホ代　1万円
食費　1万円
交通費　2万円
衣装、美容代　3万円
交際費　2万円
その他（パチンコ）　5万円

●貯金総額　500万円
（週刊FLASH　2017年12月5日号）