山崎真実、この春、グラビア引退！「最後にして最大の覚悟」を目に焼きつけてほしい

山崎真実

　18歳でグラビアデビューし、そのプロポーションと愛らしいキャラクターで一気にブレイクを果たした山崎真実。30代になってからは年齢を重ねるごとに増す大人の色香を表現したグラビアで魅了してきた。そんな彼女が、最後と決意した集大成としてのラスト写真集を発売。約20年、情熱を注ぎ込んだグラビアへの思いを語った。

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▪️3年前から卒業することは心に決めていました

「10代から多くの時間をグラビアに関わらせていただき、本当に幸せでした。振り返ると、20代まではキレイに撮っていただこうと、ただ一所懸命にがむしゃらにカメラの前に立っていたように思います。30代になってからは、お芝居をさせていただく機会も増え、 “山崎真実” にしかできない表現をしていきたいなと思うようになりました。グラビアの撮影をする際も、人間臭いところをお見せできるように心がけて。

　そんななかでも、2018年に出させていただいた写真集『re．』（光文社刊）は、強く印象に残る作品となりました。はじめて性をテーマにした表現に挑戦した1冊で、新しいことをする楽しみな気持ちと不安な気持ちで撮影に臨んだことを思い出します。それに、ふだんは少年のような性格の私に性的な表現をするイメージがなかったのか、撮影前にスタッフの方から『参考映像をいろいろ用意しますよ』と言っていただいたことも、今となっては楽しい思い出です。

　本当にたくさんの素晴らしい経験をさせていただいたグラビアも、今回の写真集で最後。ありがたいことに、まわりの方からは “最後だと決めなくてもいいのでは？” と言っていただくことも多いのですが、急に決めたわけではありません。

　じつは、3年前に行なわせていただいた写真展『Narcissus』のころから、グラビアからの卒業は口にしていました。というのも、長くグラビアに関わらせていただいたゆえ、新しいと思える挑戦が少なくなり、次にどういった姿を見ていただくべきか悩む時間がここ数年、増えていたからです。そして、そんな中途半端な状態で、私の原点でもあるグラビアのお仕事を発信し続けるのは嫌だなと。そういう思いから、ラストという形で写真集を出させていただくことになりました。

　今回の写真集では、約20年、自分のグラビアを見続けてきた私自身も見たことがない表情をたくさん撮っていただき、とても新鮮な一冊になりました。ありのままの自分を見せる表現や大胆な肌の露出も20代ではできなかったことで、今だからこそお見せできると思っているので、ぜひ見てもらいたいです。そして、グラビアは本当にこれが最後となりますが、お芝居などの活動はこれまでと変わらず全力で頑張りますので、どうぞこれからの山崎真実もよろしくお願いします」

やまさきまみ
38歳　1985年9月20日生まれ　大阪府出身　T171　B型　2004年にデビュー。以後、休止期間を挟んで約20年にわたりグラビアで活躍する。近年は女優として数々の作品に出演。出演映画『コウイン ～光陰～』が4月12日公開予定。そのほか最新情報は、公式X（@yamasakimami920）にて

山崎真実ラスト写真集『カメリア』は小学館より4月15日発売

写真・藤本和典

( 週刊FLASH 2024年3月12日号 )