SKE48須田亜香里「最近かわいくなったと言われることが増えた」

　9年前にSKE48のオーディションに合格し、ここ2年連続で神7入りを果たしている須田亜香里クン。アイドルファンならずとも、「最近テレビでよく見る人」として認識が広まってきた。2017年の地上波テレビ番組出演は138本（本誌調べ）にのぼる。

「昨年7月の『ダウンタウンDX』で初めて個性を伝えられたかなと思っています。それまでは、テレビで自分の話をする機会がなかなかなかったんです」

　2年半前、ブログに「週に4日休みがある」と書き込んだ彼女だが、今では正月以外に連休はない。

「あのときはファンの方に怒られました。総選挙で上位のメンバーがそんなことを書かないでくれって。でも、それが現実だったんです。総選挙で上位に入ればお仕事が増えると思っていましたが、そうではありませんでした。

　急にお仕事が入るといけないから、遠くへ出かけることもできず、ただ家にいるだけ。昨年から中京地区で放送されている『ドデスカ！』にコメンテーターとして出演させていただいてますが、そんな自分が信じられません（笑）」

　そんな須田クンの現在の目標は？

「自分の考えを誤解なく伝えることです。収録中、うまく言葉にならなかったり、本意ではない形で伝わってしまったりするので」

　芸能人がインターネットの世界を無視するわけにはいかない時代になった。

「自分の発言をどこで切り取られてもいいように話しているつもりなんですけど、まだ足りませんね。だから、テレビで活躍している人ってほんとにすごいなと思います（笑）」

　自分を見つめ直すきっかけになったのは、2017年3月に自己啓発本『コンプレックス力』を上梓したこと。初の著書の中で、自らの過去を赤裸々に語った。

「自分を知るという意味で、本を書いたことはとても大きかったです。それ以降、変わったねと言われるようになりました。心に余裕が出てきたんです」

　2017年10月に26歳の誕生日を迎えて、心がけていることがあるという。

「最近、かわいくなったと言われることが増えたんです。それは、きれいに見えるかどうかっていう雰囲気を大事にするようになったからです。髪の毛やメイクにこだわっていますし、前髪をかき上げればセクシーに見えるし（笑）」

（週刊FLASH　2018年2月20日号）