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石破首相も「よくわかんなくて」と語った「要配慮支出」に“抜け穴”猛批判! 政策活動費代わりの「ごまかし」に国民の不信感が爆発

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記事投稿日:2024.12.07 15:40 最終更新日:2024.12.07 15:48
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
石破首相も「よくわかんなくて」と語った「要配慮支出」に“抜け穴”猛批判! 政策活動費代わりの「ごまかし」に国民の不信感が爆発

11月28日、臨時国会初日の石破茂首相(写真・長谷川 新)

 

 12月6日、参院予算員会では、政治資金規正法の再改正をめぐり、議論がなされた。

 

 自民党が、使途を公開する義務がなかった政策活動費を廃止することを決めた一方で、新たに設けることにした「要配慮支出」なるものに焦点が当たっている。この要配慮支出について、自民党は使途の詳細を公開しないとしているため、野党からは「抜け穴が残る」との批判が出ていた。

 

 この日、質問に立った立憲民主党の小沼巧参院議員は石破茂首相にこう聞いた。

 

「要配慮支出。聞いても何なのか、イメージがわかりません。要配慮支出。どういうことを想定していらっしゃるのか、その概要についてだけ、いま、できる答弁をしてください」

 

 すると石破氏は「私も要配慮支出、最初、何のことかよくわかんなくてですね。漢字で書いていて、ああこういうことなのねと。要は、配慮を必要とする支出という意味でございますが、そうとしか言いようがないんですがね」と述べた。

 

 

 その後、具体的な一例として次のように、石破首相は述べている。

 

「いろんな交渉がある。何月何日、どこで、誰と、というようなことが明らかになると、その政党の意図(がわかってしまう)。

 

 つまり、国交がない国が、かりにあったとしましょう。そこと交渉する場合に、我が国と国交がないが、その国と国交がある国、そういう国において、我が党がいろんな交渉をしたといたしましょう。そうすると、『あ、ここで日本はこの国で交渉しているのね』ということ(が明らか)になると、だんだん、全容がわかってくる。

 

 情報とは、そんなものでございまして、パーツ、パーツを組み合わせると全体像が見えてきちゃうっていうことはご経験のことだと思います。そういうなかで、出してはいけないものがあると、私どもはそういうものを要配慮支出と申しております」

 

 自民党が公開している「政治資金規正法の一部改正等に関する要綱案」では、この要配慮支出について《収支報告書に『その支出が要配慮支出である旨』を記載することにより、その支出を受けた者の氏名及び住所並びに当該支出の目的及び年月日の全部又は一部を記載しないことができる》とされている。

 

 それらを適用できるのは、

 

《公開することにより、国の安全、外交上の秘密その他の国の重大な利益を害するおそれがある支出》

 

《公開することにより、政党が政治上の主義又は施策に関する調査研究のためにした支出を受けた法人その他の団体の業務に関する秘密を害するおそれがあり、かつ、当該法人その他の団体からその旨の申出があった支出》

 

《政党が政治上の主義又は施策に関する調査研究のためにした支出を受けた個人であって政治上の主義又は施策に関し識見を有するものから、収支報告書に当該支出の明細を記載することについて拒否する旨の申出があった支出》

 

 と、3つの事由を提示している。

 

 また、石破首相は要配慮支出について「国会のなかに、国政調査権に基づく監査する組織を作って、そこがいいと言わなければダメですよ、ということでございます」と、各政党の委員による監査組織(自民党は仮称で「政治資金委員会」としている)を設置するとしている。

 

 そして“抜け道”という批判については、石破氏首相きっぱりとこう言った。

 

「要配慮支出という、訳のわからないものを使って、抜け道としていい加減なことをやろうとしているんじゃないの、ということはまったく考えておりません」

 

 しかし、この要配慮支出について、なかなかイメージすることが難しいこともあり、Xでは自民党に対する不信感の声があがっている。

 

《石破、自民党は、政策活動費を禁止されたら、政策活動費と同じく会合の内容を公開する必要のない「要配慮支出」という科目をだしてきた。どうせ、議員は一般国民を馬鹿にしているんだろう。我々の税申告にも「要配慮支出」創出して欲しいもんだ》

 

裏金問題に端を発する社会問題への対応として自民党は政策活動費の廃止を謳った。までは良いのだが、同時に『要配慮支出(仮)』なる新たな機密費をも差し込んできた。国民をどこまでだまくらかせば自民党は気が済むのか?》

 

《石破、トンチンカンすぎるぜ。要配慮支出?今後は裏金を要配慮支出って言うのか?この期に及んでまで国民の目を誤魔化そうとしている自民党政府。まっこと姑息すぎる。野党は突っぱねろ》

 

 政治担当記者はこう話す。

 

「二階俊博氏が自民党幹事長だった時代に、5年間で50億円の政策活動費を受け取っていたことに批判が集まったことなどから、政策活動費は廃止に向かいました。さらに2024年5月には、中国新聞が、自民党の元内閣官房長官が国政選挙の候補者に、陣中見舞いとして100万円を渡すのに官房機密費を使ったと証言し、大きな問題となっていました。

 

 派閥パーティー券収入をめぐる裏金問題、そして先の総選挙で無所属での出馬となった裏金議員へ2000万円の支給など、自民党への信頼が損なわれるできごとが後を絶ちません。疑念を持たれないためには、要配慮支出については、さらなる細かい議論や詰めの作業が必要でしょう」

 

 いずれにせよ「訳のわからないもの」では、国民の理解は得られないだろう。

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